半端ない知識量と
こどもみたいな好奇心をもって
あるものごとを深く、研究している。
そんな先生たちの頭の中を
のぞいてみたくありませんか?
農工大各所に生息する
味わい深い先生たちとともに
その多様な研究の世界を
じっくりご紹介していきます。
日進月歩で私たちの暮らしに変革をもたらしている人工知能。その最前線で研究している藤田先生は、複数のロボットが協力して作業を行う際の調整や、AIと人間の対話における課題について取り組んでいます。人工知能が人間をサポートし、共存していく未来に向けて熱いメッセージをいただきました。
AIが社会の一員となり、より賢く便利な社会になっていく。そんな藤田先生の展望を伺いわくわくしました!同時に、AIを使いこなすのはあくまで人間であるとも伺い、AIの知識は必須だと感じました。
常にアップデートされ続けている「分子生物学」とはどのような学問なのか。研究のモットーやこれまでの人生の話まで、吉野先生からしか聞くことができないお話をお聞きしました。進路選択に迷っている方、「研究者」について知りたい方、必見です。
分子生物学の特徴と面白さについて知ることができました。特に人生設計の話は女性の先生だからこそお聞きすることができた話であり、私自身も自分のこれからの人生についてじっくり考えるきっかけになりました。
植物の中で何が起こっているのか、種子や植物のタンパク質・遺伝子を対象に研究されている金勝先生。
今回は、学生による発見が農業の固定観念を覆す技術の確立につながったウラ話をお聞きしました。
先生の授業への熱い思いも詰まった記事になっています!
農学だからこそ現場の農業に役立つかを意識しなければならないこと、農学部生として忘れてはいけないと感じました。
「アイデアと発見」を武器に自分も人の役に立つ研究をしたい!と勇気をもらえるお話です!
応用化学科の山崎孝先生にお話を伺いました!
料理や歯磨きなど、私たちの日常に欠かせない「フッ素」について詳しく教えていただきました。山崎先生の現在に至るまでの経緯、研究への想いについても併せてお楽しみください!
化学は苦手、、そんな人でもきっと、山崎孝先生の話を面白いと思えるでしょう!山崎孝先生が農工大に着任された経緯や、私たちの生活に欠かせないフッ素について知ることができます。ぜひ読んでみてください!
物理学をベースにわからないことを解明し、新しいことを作り出す。これを目標に生嶋先生はナノデバイスから医療技術の開拓まで幅広く研究されています。そんな先生が高校時代に物理を選んだ理由から今の研究までの経緯をお聞きしました。また先生が担当されている電磁気学の授業についても教えて頂きました。
皆さんは自分のやりたいことは決まっていますか?まだ決まってないという方が多いかと思います。自分もその1人です。そんな方に生嶋先生のお話は心に響くと思います。ぜひ一緒に先生のお話を聞いてみませんか。
小瀬先生は、大学生の時に生まれた内発的な動機をきっかけに、研究者の道へ進みました。先生の授業では、環境問題や、物質循環について、リアリティと結び付けて考察しています。研究では、情報化社会・環境調和社会という時代に必要とされる、多面的な機能を持つ紙資源の生成を目指しています。
学生時代の先生の経験から、学生の興味の種を潰さない素敵な授業をしていることが伝わってきました!異なる大きさの繊維を使って型を作るような紙資源の研究からも目が離せませんね…!
物理化学は知識を総動員して様々な問題に取り組むための、基礎的な能力が身に付く学問です。物理と化学の両方を道具として使いこなすことで、研究において様々なアプローチが可能になります。熊谷先生の研究する結晶成長は、物理化学を用いて実験を重ね、誰にも作れないものを作り、自分だけの作り方を生み出す分野です。
物理化学について分かり易く教えて頂きました。知識を総動員して諸問題に取り組む能力が身に付く学問、物理化学に携わってきた熊谷先生の研究者としての一面に迫りました。研究者になった経緯や研究内容は必見です!
ウイルスや公衆衛生の分野を牽引する水谷哲也先生。研究者として、教育者として、将来を見据え、私たちに期待を寄せていることが伺えます。学生を育てる現場の様子から、次世代の第一線を走る研究の内容まで、先生自身の体験を交えて語っていただきました。
ウイルスにはマイナスイメージがありましたが、楽しそうに研究を話す姿に惹かれました。結実しない努力に落胆するのではなく、評価されるポイントに合わせた努力ができていないと考えるタフさは、見習いたいです!
セルロース……何となく高校化学で聞いたことがあるような、ないような……実は木材の主成分であり、そして地球上で最も多量に存在する有機物なのです。セルロースの魅力からひも解く研究の面白さについて考えてみましょう。
私自身植物は専門外でしたが堀川先生の柔らかい関西弁の説明で植物の面白さを知ることができました。まさかセルロースをそんな生き物も持っていたとはと驚きました。(知能情報システム工学 4年 ほき)
20世紀以降に発展成立した新しい学問である量子力学。量子コンピュータや半導体など重要性が増しつつある分野です。この分野で新たな磁性材料を作り出す研究をされている香取先生に、物理に興味を持たれたきっかけ、そして物理という学問の面白さをお伺いしました。
なかなか馴染みが無いと思われがちな物理。香取先生のお話から、私たちの日常生活との近さと面白さを感じることができました。物理の面白さに是非とも触れてください!
流体力学は飛行機や新幹線などの技術開発に密接に関わり、現代において欠かせない学問です。しかし流体というのは一見複雑で、直感と反する難しい部分もあります。その「難しい」を「面白い」に変えて積極的に学習をしてもらいたいと願う田川先生の授業のやり方に迫ります。
田川先生の流体力学を分かりやすく伝えたいというお話を聞いて、「流体力学」という授業科目は、受講した生徒に理系に進む上で良い変化を与えてくれる授業なのではないかと思いました。
近年、「動物福祉」の考え方が広まりつつあります。動物福祉の研究者である新村先生に、動物福祉のことから、人と動物の共生、さらには研究の面白さまで、たっぷり語っていただきました。
人と動物がより良い環境で生きるためにはどうしたらいいのか考えさせられました。
新村先生の研究に対する情熱が伝わるインタビューです。高校生へ向けたメッセージも必読です。
(生物生産学科 2年 まえかわ)
理系大学の先生でありながら、言葉を扱う「自然言語処理」を研究している古宮先生。好きな「言葉」を追い続ける古宮先生の高校時代とはどういうものだったのか、そして現在の研究から見えてきた、古宮先生が理解したい「電脳」とは──研究の面白さとは何かについて迫ります。
理系科目が苦手だからこそ、人一倍勉強することで、やがて「好き」が見えてくる。古宮先生の話を聞いて、私も「好き」を追い続けたいと勇気をもらえました。
(知能情報システム工学 4年 ほき)
「バイオマス」という言葉を聞いたことがありますか?
動植物など生物由来の資源のことで、バイオマスを活用して化石燃料の使用量を減らすことで、二酸化炭素の排出量を減らすことが試みられています。
社会のなかでどのようにバイオマスを有効活用できるか研究されている伏見先生。
研究のことや高校生へのメッセージをお聞きしてきました!
「社会人=プロで、研究室はその準備期間」という言葉が印象に残っています。私も研究室の活動でたくさん力をつけていきたいと思いました!
高校生のみなさんにも、研究室での活動をイメージしていただけたら嬉しいです。
(農学府修士1年だっち)
生態系と同じように、社会も進化しているのではないか?——人間社会を動かす経済の分類の中でも、最も歴史の長いものの1つである農業。今回は、とある農村の風習が実際に変化している様子と、研究者としての心得とをうかがいました。
農業というのは全ての産業の連なる最初にあるもので、有史以前から人間社会と深くかかわっており、今もなおその恩恵と損失とを受け続けています。農業に関して、社会に関して、興味を持ってもらえたら嬉しいです。(工学部 すざんぬ)